最近のバナナが高い!!
最近スーパーに行って思うのですがバナナが高い!!ですよね。
ひと昔は5本で100円ぐらいで売っていたのに、今は5本で280~300円が当たり前になってきましたね。
中でもよく目にするのが田辺農園のバナナです。始めはスーパーで良く目にしていましたが、今ではコンビニでも1本100円程度で売られています。
なぜこんなにも高くなってしまったのでしょう。以下に私の私見をまとめました。
1.バナナの味が良くなった
何となく身体にもよさそうで美味しそうという理由で買い始めたのですが、やはり5本100円のバナナに比べたら美味しいです。そして久しぶりに100円程度のバナナを買った時、味の違いに愕然とした事を覚えています。
それからというもの、安いバナナを買えなくなってしまいました...
2.有機栽培、無農薬への関心が高くなった
これはやはり「奇跡のりんご」が注目され、世間に有機栽培、無農薬というものの認知が一気に高まったことが大きいでしょう。
またバナナについては昔から農薬が沢山使われていて先っぽは食べない方が良い等言われるほど、農薬のイメージが強い果物です。そのバナナが安全だと分かるとそっちに手を伸ばしたくなりますよね。
以下見て分かる通り、田辺農園はこだわっています!(こだわりポイント4つ)
①自然
田辺農園では、土地の特性を生かし、傷ついたバナナや茎・葉等の可食部分以外も無駄にすることなく有機質肥料として畑に還元する「循環型農法」でバナナを栽培しています。
②土
傷ついたバナナや茎・葉等をえさとしてミミズを育て、そこから堆肥を生産しています。また化学肥料の代わりにボカシ肥料(EM)を使用し、除草剤も使用していないことから、下草が地面を覆い保湿性に優れた土壌ともなっています。
③水
井戸から汲み上げた水を活性炭ろ過し、オゾン殺菌処理した上でバナナの洗浄に使用しているので、雑菌がバナナに付着して品質が下がることを防いでいます。
④品質
食品の安全性に関する認証制度であるGLOBAL GAP(適正農業規範)を取得しています。
この規範は、食品の質を保証すると共に、人間・環境に負担のない食品産業のあり方を追求することを目的としています。
<参考>
妊婦に悪影響と判明!安全な無農薬バナナを見分けるための「シール」とは? - エキサイトニュース
3.まとめ
以上の理由により、バナナの値段(強いては果物の値段)が高まっていると思います。また「田辺農園」というブランディングにも成功した事例ですね。
食についても「量」より「質」を求めているのが今の日本人かと思います。
今まで安いから儲けられないと思っていたものも、少し工夫をしてブランディングすることでマーケットは大きく伸びるかもしれません。