ヒルドイド神話
最近、よくニュースでヒルドイド神話が取り上げられています。
内容は、医薬品として処方される「ヒルドイド」がネット上で究極のアンチエイジングともてはやされている為、購入したい人達が皮膚科に押し寄せているとのこと。
本来はアトピー性皮膚炎等の肌のトラブルに使われるのに、そのヒルドイド神話のせいで美容目的での消費が急増し医療費を圧迫しているとのことでした(試算では93億円にも上るそうです)。
私もヒルドイドの存在を知っていましたが、それは子供がアトピー性皮膚炎だからです。
うちの子供はアトピー性皮膚炎に悩んでおり色々と試してきました。ヒルドイドも試しましたが、うちの子供には合わずに逆に荒れて酷くなってしまいました。。
そして色々と病院に行きましたが、敏感肌の保湿剤としては「ヒルドイド」か「プロペト」が処方されるようです。
そのヒルドイドを「保険適用外」にする話が持ち上がっているとのこと。
いやいや、、その前にできることはないんでしょうか!?以下が私の意見です。
①「ヒルドイド」自体を市販で売るように出来ないんでしょうか?
医薬品だから出来ないとの事ですが、類似品が市販で売られているのに出来ない理由がいまいち分かりません。
市販で全く同じものを売れるようにすれば、この問題は少なくなると思うのですが。
②医師への注意喚起を徹底すべき
報道では「ヒルドイド」のみの処方だと保険適用外になるという案が出ているとの事ですが、既に美容目的で出している病院がそうしたから改善できるとは思いません。
例えば今後は保険適用にするために、他の薬と合わせて処方する可能性が十分に考えられます(そして患者に対しては、「セットの薬は飲まなくてもどちらでもいいですよ」と説明するなど)。
そうならない為にも、医師への注意喚起が先決です。抜き打ちテストをやるとかでもいいですし。
③テレビでの報道を継続
こうした問題をテレビで問題提起するのは良いことだと思います。恐らく、今まで悪い事だと思わずに行かれていた方もいらっしゃるでしょうから、今回の報道で美容目的での使用が一定割合減ると考えます。
④最後に
うちの子は「ヒルドイド」ではなく「プロペト」を保湿に使っていますが、今回の話はアトピっ子を持つ親からすると気になる話です。
そして、真摯に向き合って頂いている皮膚科の先生に対しても失礼な話だと思います。
これ以外にも、同じように医療費が無駄に使われている事があると思います。
そういったムダを一つでも減らして社会保険料を減らしていきたいですね。