DWEの強敵はしまじろうだった
先日おばあちゃんの家に行った際に息子が退屈をしていたので、従兄弟の子がよく見ていた「しまじろう」を見ました。
息子はこれにドはまりしてしまい家に帰ってからも
「しまじろう見るー!」
と言っています。。
今までは「アンパン」も「おかあさんといっしょ」も見たがらずDWEのDVDが1番のお気に入りだったのですが、一気に「しまじろう」にシフトしてしまいました。。
私が「今日はミッキー見ない??」
と聞いても頑として「しまじろうがいい!」と言ってきます。。
確かに「しまじろう」のDVDは歌や踊りがあり場面が上手く切り替わっていくので見ていて楽しいですし、心がほっこりします。
変なTVを見せるよりは全然良いのですが、このままではDWEでの英語漬け計画が一気に頓挫してしまいます。。
日本語が理解でき話せるようになった2歳半ですから日本語のアニメのほうが楽しいのでしょうね。
最近あまり使っていないテレフォンイングリッシュ等を活用し、英語への興味を高めようと思っています。
13歳からの金融入門
書店でふと気になった、「13歳からの金融入門」を読みました。
オプションやファンドについても書かれていたのですが、どういったものかを例示やイラストを交えて説明をされており、スラスラと読める内容でした。
「中学生にも分かりやすく金融の本を書く」というのは難しいですよね。
しかもこの著者はアメリカの弁護士さんです。金融に携わっている方でもありません。
それなのにこの内容を書くということは、相応の労力が必要だと思います。
下記の通り著者は金融教育についての大切さについて真剣に考えており、ご子息の為にこの本を作成されたようです。
僕らは目を覚まして、子供たちにお金のことをもっと真剣に教えなくちゃいけない。お金を稼いで、運用して、投資するスキルは、地学や天文学や芸術やカエルの解剖や数学や音楽やサッカーやアメフトと同じくらい、大切なもののはずだ。
アメリカの高校生は、お金の話題になるとほかの国の子供たちよりも遅れていることがたくさんの研究で証明されているし、学校を出るまでにそうしたスキルを身に付けていれば、その後の人生でよりよい選択ができることもわかっている。
(引用元:13歳からの金融入門:著デビット・ビアンキ)
この本では何度も「身の丈に合った生活をすること」と出てきます。
アメリカでは教育ローンで苦しめられる人も多く、日本よりも「ローン」に対しての抵抗が少ないことも要因だと考えられます。
ただ日本でも「ローン破産」等は若者にも見られる現象です。また現在は未成年でも掛け払いで購入できるシステムもあるようですから、「身の丈に合った生活をすること」という事を教えるのはとても大切な事だと思います。
また社会保障については下記のように書かれています。
いまの若い人は、引退したとき社会保障のお金をアテにできないかもしれない。アメリカの社会保障制度は、長いあいだ、入ってくるよりもたくさんのお金を支払い続けてきた。
だから、なんとかそこを立て直さないと、制度が壊れて年金を支払えなくなってしまう。
君たちが引退するころには、いまの社会保障制度はなくなっていると考えておいたほうがいいかもしれないね。
(引用元:13歳からの金融入門:著デビット・ビアンキ)
・・・日本と同じですね。
先日も衆院選があったばかりですが、よく税金のバラマキ政治だとも言われます。根本的に日本の財政は大丈夫なんだろうか、ということを真剣に考えていかないといけませんし、日本の金融教育についても力を入れる必要があるのではないかと思いました。
詰め込み教育とゆとり教育
日本では「詰め込み教育」を改めようと「ゆとり教育」なるものができました。
教育の見直しとしては素晴らしい転換であったと思いますが「ゆとり教育」にして教育方針をどこまで変えることが出来たのかは懐疑的です。
世間では
「ゆとり教育」=土日の学校がお休み=勉強時間が減った
→日本の学力が落ちて制度としては失敗した
としか大きな認識はなく、「ゆとり世代」とまで揶揄されています。
一方で、幼児教育について見るとモンテッソーリ教育やシュタイナー教育など、従来の詰め込み受験教育とは一線を画する教育方針が注目されています。
先日の日経ビジネスにも「詰め込みお断り、中国教育事情」という記事がありました。
中国の豊かな都市の子供たちは数学、科学、国語の国際的な試験で素晴らしい成績を上げている。
だが、中国国内の受け止め方はまちまちである。
中国の親たちは次のことにいら立ちを感じている。効率の学校はあまりにも競争が激しすぎ、子供たちは試験に追いまくられ、大きなストレスを受けている。カリキュラムは想像力を育むことよりも試験の為の詰め込みを重視する。
こうした不満の表れとして、公立校に通う生徒が、海外の大学入試に備える私立校へ恒常的に流出している。
(引用元:日経ビジネス2017.10.23)
国力を上げるためには受験戦争を強いて、学力を底上げするのが手っ取り早いでしょう。その為、国として今の制度を大きく変える事は考えづらいです。
但しわが子の教育を考えた場合、果たしてその道を突き進ませて良いのかと考えてしまうママさんは多いのではないかと思います。
受験戦争を勝ち抜いて手にした未来はどんなものでしょうか。
技術進歩が著しい現在、あと10年後に生き残る企業を予想するのはとても困難です。何が正解かは分かりませんが、予測できない未来であるからこそ、子供には「考える力」や「想像力」を大切にして欲しいと思います。
働き方改革で困るのは残業代稼ぐ人
電通事件があり「働き方改革」が叫ばれています。
「働き方改革」って言葉の前から残業は削減しようってずっと言われてますよね。日本はグローバルで見るとかなり生産性が低いようです。
でも本気じゃないんですよね。
実際、チーム全員が家庭の事情で定時帰りがマストだと、死ぬ気で効率化を推進すると思います。
でも今って、残業当たり前な社会です。残業しないで定時で帰って何する?って人が多いと思います。
実際、私も残業代で10〜20万円は変わります。
大きいですよね。
ローンを組んでる人は意地でも残業しますよね。
残業代浮いた分は賞与にまわすとか何とか仕組みを変えないと、変わりませんよね。
そして割りをくうのは定時で帰りたいママさんなのです。。
人生の楽園
私は最近あまりTVを見ませんが「人生の楽園」については欠かさず見ています。
「人生の楽園」という番組名を付けた人、アッパレです。
内容はというと、セカンドライフを田舎でおくるというものが殆どです。
そして農業やカフェを開いて伸び伸びと暮らしている、夜には村のみんなが集まってワイワイご飯を食べる。といった内容です。
サラリーマンの憧れですよね。
この番組、私は田舎に住んでいる時から好きでした。
田舎って見ているだけで落ち着くんですよね。見てるだけで癒やされます。
はたして
「人生の楽園」
とは、どこなんでしょう。
キラキラ女子と田舎女子、どちらが幸福なんでしょう。
都会で受験戦争を戦いぬく人生、田舎で伸び伸びと育つ人生、どちらが幸福なんでしょう。
私にはまだ「答」はありませんが、何が幸福なのか、人はどうあるべきなのか、という事は今後も考えていきたいと思います。
多趣味のススメ
以前、村上龍氏の「無趣味のススメ」を読み感銘を受けた事があります。
要するに
「趣味では無くて仕事にするまで熱中しろ。仕事が趣味というのが1番ハッピーだよね」
と言うような話で決して趣味を作るなと言う意味ではないとの認識です。
また大前研一氏は「50代からの選択」という本を書かれていますが
「サラリーマン終わって50代、あと40〜50年の自由時間を何に使うのですか、準備はしていますか」
といった内容です。これは少しでも趣味を増やすなど準備をしておきましょうという内容です。
50代以降も続けられる趣味って何があるでしょう?
私はまだ30代ですが少しずつ生涯のライフワークについても考え始めました。
色々な事に興味を持つと、案外面白い教室が開かれていたり、面白い人に出会えたりします。
今は多くの時間を費やせなくても、人生100年時代です。いつか実を結んで趣味が仕事になる日がくるかもしれません。
長い目で、新しい趣味を見つけてみるのもオススメです。