大企業に就職する事は必要か

日本では未だに新卒一括採用が重要視されています。

企業は多くの人材を採用するのにかけられるコストにも限りがある為、効率的に採用を行える新卒一括採用をされているのだと思います。

 

では新卒で大企業に就職する必要はあるのでしょうか。

自分で起業しちゃった方が早いんじゃないのか、と思う人もいるでしょう。

そこで大企業に入るメリットを以下にまとめました。

 

1.基本的な作法が身に付く

電話対応や名刺交換、接待など社会人としてのマナーは研修や実践を通して身に付けることができます。

 

2.組織がどう動いているかを知ることができる

大企業になると数万人という従業員の規律を保つ必要がある為、それなりのガバナンスシステムが構築されています。自身が起業を考えている場合でも、組織がどう作られているのか知る事は有意義です。

 

3.企業の看板を使って大きな仕事ができる

いきなり起業してもあなたの会社の存在を知らない人がほとんどです。でも大企業に入れば「〇〇会社です!」と言うだけで、簡単にアポイントが取れます。また大企業には長年の情報の蓄積と経営資源がある為、一人でやるより大きな仕事ができます。

 

4.安定した収入を得ながら勉強できる

サラリーマン=安定を求めて入社する人も多いでしょう。「お金に余裕ができる」のはとても大切な事です。また研修制度も充実しているので、無料で沢山の研修を受けることができます。

 

5.経歴に「大手〇〇企業で働きました」と書ける

フリーで活躍されている方の多くに「大手〇〇企業で〇〇に従事」という文句を良く見ます。

これは「学歴」と同じようなものです。日本的な発想ですが「〇〇大学卒業」と見て「あの人は〇〇大学に入学できるぐらい頭の良い人なんだ」と思うように、その経歴を見ると「あの人は大手〇〇企業にも認められた存在なんだ」と思うのです。

 

以上まとめました。

色々と書きましたが、やはり「大きな仕事をした!」というやりがいを感じやすいのが大企業ではないかと思います(年収は社長にならない限り大きな夢にはなりません)。

自分がどういった働き方をしたいのか、ゆっくり考えてみるといいかもしれません。