イーロン・マスク氏の世界観
東京モーターショーの季節ですね。
今年は無資格検査問題が日産、スバルを直撃しましたね。
また年々、EV(電気自動車)への移行が進んでいることも感じられます。
自動車がEVにシフトする衝撃は、約10年前にインドのタタ自動車が出た時から言われていました。
日本は部品メーカーが沢山ありますが、その大半が要らなくなる世界です。
部品メーカーの存在意義が無くなる事は、日本の中小企業にとって大きな問題になると考えられており、世界のトヨタもEVへのシフトをダイナミックには行ってきていないように見受けられます。
しかし、ここにきて自動車産業の大きなマーケットである中国が大気汚染の問題からEVにシフトする動きが加速しているようです。
こうなると、日本の部品メーカーうんぬんとトヨタも言ってられなくなるのではないでしょうか。
そんな事してると、いつの間にかテスラ・モーターズが世界を席巻する日が来るのかもしれません。
EVが広まりを見せるにつけ、注目度が高まっているのがテスラ・モーターズでしょう。
同社CEOのイーロン・マスク氏の動向には世界中から注目が集まっているでしょう。
イーロン・マスク氏の経歴はどの様なものでしょうか。下記リンクのウィキペディアをご参照下さい。
10歳でプログラミングを覚えたり、大学を途中で辞めて会社を作ったり、本当にアグレッシブだなぁと思います。
そんな中、下記記事を発見しました。
彼は在学中にらイーロン・マスク氏の設立したスペースXで働いた後、米ヤフーで働くことを選んだという記事でした。
在学中なシリコンバレーで働けること、そしてイーロン・マスク氏と出会えること。
これは日本だけにいたら決して経験出来ない事ですよね。
「肌で感じる」
と言うのは、想像以上に五感を刺激します。その後の人生や価値観にも大きな影響を与えるでしょう。
「ワークシフト」という本が話題になりましたが、これは違った専門性をどんどん高めて仕事をその時々でシフトしていくといった内容ですが、彼の記事を読むに、シリコンバレーでは既にそのような働き方が一般的なのでしょう。
イーロンマスク氏の世界観に何処までついていけるか
イーロンマスク氏の世界観、実行力は目を見張るものがあります。
この世界観に日本は何処までついていけるでしょうか。
シリコンバレー育ちの日本人、あるいは日本にシリコンバレーを。
教育環境を日本だけに置かない、もしくは日本に同様の環境を持ってくる。
色々と考えてあげたいですね。
ただイーロン・マスク氏が日本で生まれたとしても、同様に現在はシリコンバレーで活躍しているのかもしれません。
プログラミングを学んだ動機、起業をした動機等、もう少し追ってみたいと思います。